互心会剣道クラブ

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2014年3月31日
 

 互心会が平成25年度 「全日本剣道連盟少年剣道教育奨励賞」 を受賞しました。

これを記念して、藤沢市剣道連盟の広報誌「藤剣風」に 井上あすか さんの作文が掲載されました。
井上あすかさんは、互心会に所属する小学校6年生。お父さん、お兄さんと日々、剣道に励む将来有望な女の子です。


「剣道と私」   井上 あすか

 私は礼に始まり礼に終わる剣道が大好きです。試合や稽古での相手は敵ではなく、同じ道を歩む仲間。こんな心を持って剣道をやっていくように気をつけています。
 私が剣道を始めたのは幼稚園の頃からです。父と兄が互心会で剣道をしていたので、私も互心会に入りました。そして道着と袴、防具と少しづつ身につける物が多くなっていくのを、とてもうれしく感じていました。
 初めて試合に出た時に負けた悔しさを知り、楽しくやっていた剣道に対して「強くなりたい!」と思うようになりました。
 そして去年、藤沢市練成大会で互心会は優勝することができました。いつも緊張している試合。でもこの時は、一つ勝っていくたびにみんなの優勝への気持ちがどんどん高まり、結果、優勝することができました。あの時もらった優勝旗の重さとうれしさは、いつまでも忘れません。
 勝った時のうれしさと負け時の悔しさを沢山経験して今強く感じていること、それは「気持ち」のことです。例えば自分の悪い所を直そうと思ってみても、完全に直る前に練習を止めてしまい、また同じことを注意されてしまうこと、自分の心の中にある弱さが出てきてしまって自分を甘くしてしまいます。そんな剣道で強くなろう、勝とうとばかり思っていた自分に気づき情けなさを感じました。
 今までの自分の試合は勝った、負けたで終わってしまうか、負けた理由を考え、直そうとするものの継続できすに終わってしまうのどちらかでした。これからは、勝敗にこだわり、でもそれ以上に試合の内容にこだわり、自分の弱いところをちゃんと直していきたいです。
 あと少しで中学生。もちろん強い人が大勢いて学ぶことも沢山あると思います。そんな中で強い心をもつ姿勢を大切に、そして自分と剣道を出会わせてくれた互心会に感謝の気持ちを忘れずに、これからも剣道を頑張っていきたいです。

4月からは、中学1年生
れからの 井上あすか さんに期待したいですね。頑張ってください!!





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